スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

容疑者Xの献身

容疑者Xの献身
東野 圭吾
4163238603

記事書いてたら一回飛んでたよ。

トリックにやられた。意図したらしいミスディレクションにまんまと引っかかった。
あの事態を想定した上でのこのトリックを考えた目的とか、本人含む心理状態の動きまで計算に入れていたところとか、ありがちなパターンの使い道とか、思い込みの盲点を突かれてたなあ。

石神は理系純粋バカ。あんなに計算した行動ができるのに内面の振り幅が激しく、とるに足らないコンプレックスから出る行動がただの男。悟りの境地に達してからの心の持ち方が貫いてていい。
靖子は分かりやすく魅力的なヒロインではない。(この著者の作品によく出る小悪魔ヒロインみたいに)それでも普通にまっとうな人だし、人間らしいマイナスの感情も描かれてて共感できる。
湯川は早々に見通してながら、あの立ち回り方はやはり学者肌なせいか。石神との天才対決はなかなかの見ごたえ。

理系男たちがメインで動く話としてはやや類型的。どちらかといえば男性の方が好みそうな世界観。
この著者かなりロマンティストだと思った。『秘密』が好きな人には合うんじゃないかと(自分も『秘密』は好き)

後味は悪くない。救いはあるようなないような。皆気高くて純粋な人という世界なだけにもの哀しい。





スポンサーサイト

COMMENT

Name
E-mail
URL
Comment
Pass  *
Secret? (管理者にだけ表示)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。