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ベイジン

ベイジン〈上〉(下)
真山 仁
4492061479

北京五輪に合わせて原発を運転開始させるというビッグプロジェクト。
技術顧問として送り込まれた日本人技術者と、要人の汚職摘発でのし上がってきた共産党委員の二人が主役。

2人の仕事への誇りと、その状況との葛藤が面白かった。
発展途上という状況や精神文化の違いという壁に、ソフト面がついていけない状況。
それが改善の方向の中、次は腐敗社会の弊害が、やがてソフトだけでなくハード面でも障害となって立ちふさっていく。
その中に、撮りたい題材が撮れない記録映画監督の視線が挟まり、中国(だけじゃないが)の言論的タブーもほのめかす。
まずい場面がネットに流れてピンチに陥ったり、アジテーションがあっさり通用したり。
テレビ越しに見る場面がどこかリアルに想像できる。
富裕層とそうでない者が互いに“別の国民”な中国と、格差拡大進行が見えてる最中の日本人のいう“希望”の違いが印象的だった。
その言葉と裏腹に、示唆されるのは明るい結末ではないところが尾を引く。
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