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警官の血

警官の血 上 下
佐々木 譲
4104555053


戦後の混乱期~現代に渡る警官親子三代の話。
読ませる話だった、ミステリーとは違う気もするが。(初代の話で誰が殺したか暗に言ってるし、動機も捻ってない)。警官でも三人職種が違うと、話も変わって飽きなかった。必ずしも親父の背中を見て、という熱さがない部分も良かった。もう少し話が濃厚だったらな。

下町の駐在として荒んだ時代を生き抜きながら、市民との交流も描かれという初代の話が一番好みではある。一市井の人間というのが感じられて。この人が一番まっとうだったな。
二代目は公安の潜入捜査官として、学生運動のアジトに潜入。想像力が働かない世界だが、普通の人だったのが段々壊れていく過程、駐在に配属されて微妙に不向きなゆえの掛け違いが展開に生きてた。
三代目は捜査四課の新人捜査官としての日々がメインの、ある種青春物語だが、最近読んだ『悪果』と比べながら展開を想像してしまった。真の悪を捕えるのに何処まで許されるかというのはあるな。
初代が殺された件の使われ方がサプライズだった。殺す必要なかったのではとも思うが。これが『血』ということか。
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